東北大学が、浪江町の旧浪江小学校跡地と隣接地に研究拠点を設置することが決まりました。2つの施設を「東北大学FUKUSHIMA浜通り拠点(仮称)」と名付け、地域の復興と発展に向け、新たな拠点として注目されています。
設置背景と狙い
今回の取り組みは、東北大学が掲げる「サイエンスパーク構想」の一環です。浪江町を含む浜通りの5市町村と包括連携協定を締結しており、復興から未来へつながる拠点を築くことが目指されています。
研究拠点の取り組み
研究拠点では、水素エネルギーや営農再開、防災、まちづくりなどをテーマに調査・研究を進めていく予定です。これらは浜通りの復興に欠かせない課題であり、地域に根ざした成果が期待されます。
また、隣接地に整備される研修施設では、学生100人以上が宿泊できる環境が整えられます。防災や地域課題に関するフィールドワークのほか、アントレプレナー教育や留学生プログラムなど、多彩な学びの機会が提供される見込みです。

地域の未来を担う新たな一歩となる今回の取り組み。今後の進展に注目が集まります。
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広報なみえ(令和7年10月号)– 10ページ
【画像・参考】
milatas/shutterstock
浪江町公式ウェブサイト
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