浪江町 に関する記事
浪江町ってどんなところ?
浪江町は、浜通り北部に位置し、双葉郡に属する町です。明治22年の町村制施行で誕生した浪江村が明治33年に浪江町となり、昭和28年に請戸村と幾世橋村、昭和31年に大堀村、苅野村、津島村と合併し、現在の浪江町が誕生しました。海、山、川に囲まれ、豊かな自然環境が特徴です。
浪江町の名産品として、「大堀相馬焼」や「なみえ焼そば」などが挙げられます。「大堀相馬焼」は300年以上の歴史を持ち、国の伝統的工芸品にも指定されています。一方、「なみえ焼そば」は、極太の中華麺に濃いめのオリジナルソースを絡め、豚肉ともやしを具材としたシンプルな焼そばで、半世紀にわたり地元で愛されてきたソウルフードです。
町では、季節ごとに美しい景観や伝統行事が楽しめます。春には請戸川沿い約1.5kmにわたって、およそ120本のソメイヨシノが咲く「請戸川リバーライン桜祭り」が開催され、その桜並木は「ふくしま遊歩道50選」にも選ばれています。夏には国の重要無形民俗文化財に指定された「標葉郷相馬野馬追祭」が行われ、中央公園で標葉郷神旗争奪戦が繰り広げられます。