相馬市 に関する記事

相馬市ってどんなところ?

相馬市は、東西28km、南北13kmに広がる面積197.79平方kmの市です。東は太平洋、西は伊達市、南は飯舘村と南相馬市、北は新地町と宮城県に接しており、海洋性の気候により降雪が少ないことが特徴。ルーツとなる相馬氏は、平将門を祖とする関東の名族で、源頼朝の奥州征伐に従軍した功績により奥州行方郡を与えられ、奥州相馬氏としての歴史が始まりました。

 

自然豊かな相馬市では、四季折々の海の幸や山の幸を楽しむことができます。特に、相馬沖合海域では冷たい親潮(千島海流)と温かい黒潮(日本海流)が交じり合うことで、かれいやひらめなどが集まる好漁場が形成され、水産物が豊富に水揚げされることで知られています。

 

また、国の重要無形民俗文化財に指定されている「相馬野馬追」も有名です。この祭典は3日間にわたって行われ、約400騎の騎馬武者が旗指物を掲げながら行進する様子は、豪華絢爛な時代絵巻を思わせる壮観な光景です。この伝統行事は、相馬市の歴史と文化を象徴するものとなっています。