新地町 に関する記事
新地町ってどんなところ?
新地町は福島県浜通りに位置し、北と西を宮城県に接している46.70平方kmの町です。西部の阿武隈山系からのびる丘陵地帯とその間に広がる平地には、市街地や田畑、果樹園、海岸には遠浅の澄んだ水と美しい砂浜が続いています。平均気温は12℃と一年を通して温暖で、過ごしやすい気候が特徴です。
主産業は農業と漁業で、水稲を中心に野菜・果樹・花木の複合経営が行われています。漁業では、主要漁港である釣師浜漁港が親潮と黒潮がぶつかる好漁場に面し、カレイやヒラメが水揚げされています。また、「相馬地域開発計画」に基づき、重要港湾である相馬港や新地火力発電所を背景に中核工業団地が整備され、新地町は地域発展の拠点として期待されています。
新地町の名物イベントのひとつに、毎年1月1日に行われる「鹿狼山元旦登山」があります。標高430mの鹿狼山は海岸線から5kmほどの距離に位置し、山頂からは太平洋と新地町を一望できるのが特徴。“日本一早い山開き”と称されており、水平線から昇るご来光は多くの登山客を魅了します。