葛尾村 に関する記事

葛尾村ってどんなところ?

葛尾村は、福島県東部、阿武隈山系に属する双葉郡の北部に位置しています。北東で浪江町、北西で二本松市、西南で田村市と接しており、天王山や五十人山などの山々に囲まれた村です。村の面積は84.37平方km、東西18.6km、南北8.6kmの広がりを持ち、標高の平均は545mです。

 

葛尾村の冬は気温が-5℃以下になることもあり、この厳しい自然環境を活かした伝統的な特産品なども生まれています。そのひとつが「凍み餅(しみもち)」です。もち米、うるち粉、ごんぼっ葉(オヤマボクチ)、ヨモギを混ぜてつき上げた保存食で、100年以上作られ続けている伝統的な“おふくろの味”として親しまれています。

 

村内を流れる「高瀬川」は、田村市都路町を源流として浪江町で請戸川と合流し、太平洋に注ぐ二級河川です。葛尾村内では山間部を流れており、奇岩をぬうような流れと周囲の自然が織りなす景観が非常に美しく、多くの人々の目を引きつけています。