楢葉町で、東京大学総合研究博物館と連携した特別ワークショップが開催されます。大学研究者とともに、実際の学術標本に触れながら学ぶ、貴重な体験型プログラムです。
歴史ある学術標本から、地域の大地を読み解く
今回開催される「大地とまちのタイムライン」企画・第1回ワークショップでは、明治後期から昭和初期にかけて、脇水鉄五郎氏(元東京帝国大学農学部教授)が採集した岩石・化石標本を題材にした整理作業を行います。
これらの標本は、今年9月に楢葉町へ移設された貴重な学術資料です。ワークショップでは、標本に付随する当時のラベル(標本名・採集地・採集年月日など)を読み解き、現在の地名などを反映した新たなラベルの作成を行います。
東京大学が所蔵してきた歴史的標本を、研究者の解説を受けながら直接扱える、非常に希少な機会となっています。
イベント概要
開催日時:2025年12月20日(土)13:30~
開催場所:楢葉町コミュニティセンター
定員:10名
参加費:無料(要申込)
講師:
・三河内 岳 氏
(東京大学総合研究博物館 教授/惑星物質科学・鉱物学)
・佐々木 猛智 氏
(東京大学総合研究博物館 准教授/古生物学)
申込・問い合わせ:楢葉町 生涯まなび課(TEL:0240-25-2492)



大学研究の「現場」に触れながら、地域の大地の歴史を学ぶことができる本ワークショップ。学術や自然史に関心のある方は、この機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
【詳細はこちら】
楢葉町×東京大学総合研究博物館 大地とまちのタイムライン企画 第1回ワークショップ@研究現場展示の開催について
【画像・参考】
楢葉町公式ウェブサイト
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